米国司法省、USエアウェイズとアメリカン航空の合併認める、発着枠の譲渡が条件

航空 行政

米国司法省は、USエアウェイズとアメリカン航空の親会社AMR合併について、米国にある主要7空港の発着枠、施設から撤退することを前提に認め、合併を阻止するための訴訟で和解したと発表した。

具体的には、ロサンゼルス国際空港(LAX)、ボストン空港、ワシントンD.C.のロナルド・レーガン空港、ニューヨークのラガーディア空港、シカゴ空港、ダラス空港、マイアミ空港の発着枠や施設を譲渡する。このうち、ロナルド・レーガン空港は保有する発着枠のうち、52枠、ラガーディア空港は17枠をそれぞれ譲渡する。

売却後も、USエアウェイズとアメリカン航空会社の合併は、世界最大規模の航空会社となり、各地域で利便性の高い乗継便を運航できるとしている。

売却された発着枠は、LCC(格安航空会社)に配分して競争の機会を確保する。

米国司法省は、USエアウェイズとアメリカン航空の合併は、市場が寡占となり、運賃が上昇するなど、消費者に不利益となるとして合併阻止する意向を示し、提訴していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る