米貨物鉄道CSX、LNG燃料のディーゼル機関車を試験運用へ

鉄道 テクノロジー
米で運行されているコンテナ2段積みの貨物列車。貨物鉄道大手のCSXとGEトランスポーテーションはLNGを燃料とする機関車の試験運用を2014年から行う。
米で運行されているコンテナ2段積みの貨物列車。貨物鉄道大手のCSXとGEトランスポーテーションはLNGを燃料とする機関車の試験運用を2014年から行う。 全 1 枚 拡大写真

米貨物鉄道大手のCSXコーポレーションと大手メーカーのGEトランスポーテーションは11月13日、液化天然ガス(LNG)を燃料とするディーゼル機関車の試験運用を2014年から行うと発表した。

GEトランスポーテーションはゼネラル・エレクトリックの運輸関係部門で、ディーゼル機関車製造では世界的な大手。同社はCSXに対し、GE製のディーゼル機関車「エボリューション・シリーズ」をLNG燃料に対応させる機器「NextFuel」を供給する。両社は他の形式の機関車についてもLNGを使用するための技術開発を進めるとしている。

発表によると、天然ガスを燃料とした機関車は長距離を燃料の追加なしで走行でき、環境保護と経済性の両面で効果があるという。

LNGを燃料とする機関車は他でも開発や試験が進んでおり、カナダのカナディアン・ナショナル鉄道が試験を実施しているほか、米大手貨物鉄道のBNSF鉄道も試験運用を行うと発表している。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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