イタリアの自動車大手、フィアットは11月14日、米国で11月19日に開幕するロサンゼルスモーターショー13において、フィアット『500』の「1957エディション」を初公開すると発表した。
同車は1957年に登場した名車、2代目フィアット500(チンクェチェント)の誕生57周年を祝って、現行フィアット500に当時の雰囲気を与えた特別モデル。台数限定で生産される。
1957エディションは、ビンテージルックが特徴。ボディカラーは、淡いブルー、ホワイト、ライトグリーンの3色を設定。専用のレトロな16インチホイールも、ボディ同色で塗装した。ルーフとドアミラーはホワイト仕上げ。2代目フィアット500を連想させる外観とした。
インテリアは、ブラウンのレザーシートを装備。ステアリングホイールやダッシュボードはアイボリーで仕上げ、当時の雰囲気を再現した。搭載エンジンは、1.4リットル直列4気筒ガソリン「マルチエア」。トランスミッションは5速MTが標準。スポーツサスペンションを追加装備する。
1957エディションは、ロサンゼルスモーターショー13で初公開された後、2014年春、米国市場で限定発売される予定。フィアットは、「1957エディションはイタリアの伝説的アイコンの再現」と説明している。