メルセデス AMG、『グランツーリスモ6』 仕様のスーパーカー発表…585psツインターボ

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メルセデスベンツ AMG ヴィジョン・グランツーリスモ
メルセデスベンツ AMG ヴィジョン・グランツーリスモ 全 4 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは11月17日、『AMGヴィジョン・グランツーリスモ』の概要を明らかにした。実車は11月19日、米国カリフォルニア州に開業するメルセデスベンツの新たな研究開発センターでワールドプレミアされる。

画像:メルセデスベンツ AMG ヴィジョン・グランツーリスモ

同車は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが12月5日に発売する「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』とのコラボーレーションプロジェクト、「Vision Gran Turismo」から生まれたスーパースポーツカーコンセプト。

Vision Gran Turismoでは、世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザイン。参加ブランドは、アルファロメオ、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベルトーネ、BMW、イタルデザイン・ジウジアーロ、GMデザイン、ホンダ、インフィニティ、メルセデスベンツ、日産、プジョー、SRT(クライスラー)、フォルクスワーゲン、ザカートなど。『グランツーリスモ6』内では、これらの車のバーチャルな走行を楽しむことができるが、参加ブランドの一部は、1分の1スケールの実車も製作する。

メルセデスベンツAMGヴィジョン・グランツーリスモは、Vision Gran Turismoプロジェクトの最初の1台に相応しいインパクトの強いデザイン。グラマラスでエモーショナルなボディラインに、ガルウィングドアを備える。フロントは、可変LEDグリルを採用。リアには、AMGのスポーツエグゾーストの8本出しマフラーが組み込まれた。

軽量構造も、メルセデスベンツAMGヴィジョン・グランツーリスモの特徴。アルミスペースフレームボディに、モータースポーツで使用するカーボンファイバー素材などを組み合わせ、車両重量は1385kgに抑えた。ブレーキはAMGのセラミックコンポジット。

ロングノーズの下に収まるエンジンは、AMGが開発したV型8気筒ツインターボ。排気量は未公表ながら、最大出力は585ps、最大トルクは81.6kgmを発生する。メルセデスベンツは、「パワーウェイトレシオはおよそ2.4kg/ps」と説明している。

《森脇稔》

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