アリアンスペース社インド通信衛星『GSAT 15』『GSAT 16』 の打ち上げを受注

宇宙 企業動向
アリアンスペース社インド通信衛星『GSAT 15』『GSAT 16』 の打ち上げを受注
アリアンスペース社インド通信衛星『GSAT 15』『GSAT 16』 の打ち上げを受注 全 1 枚 拡大写真

2013年11月15日、アリアンスペース社はインド宇宙研究機構(ISRO)が、通信衛星GSAT 15、GSAT 16の打上げにアリアンスペース社を選定したと発表した。

2機の通信衛星はISROが設計、製造、組立を行う。打上げ時重量は3150キログラム。CバンドとKuバンドを搭載し、VSAT通信サービス、TV放映、緊急時通信サービスを提供する。2機の衛星はアリアン5ロケットによって南米仏領ギアナ、クールーにあるギアナ宇宙センターから打上げられる。

アリアンスペース社のステファン・イズラエル代表取締役会長兼CEO は「この度、30 年来のパートナーであるインド宇宙研究機構と新たな契約に調印することができました。大変光栄に思っております。今回の契約調印は、アリアンスペース社のサービスがお客様のニーズを満たしていることの証です。また当社は2013 年の静止トランスファ軌道に向けた3 トン級商業衛星打上げ市場における全
ての契約を獲得したことになります」とコメントした。

インドの通信衛星GSATシリーズは、2012年9月に「GSAT 10」をアリアン5ECAロケットによって打ち上げているが、2014年打ち上げ予定の「GSAT 11」ではISROのGSLVロケットに搭載される。今回の受注で再びアリアンスペース社がインドの静止通信衛星打ち上げを獲得したことになる。

《秋山 文野》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る