アウディ、Sモデル試乗会で飛行機との競争を実施

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加速性能は「RS6 Avant」の方が優れているが、荒さんいわく「目の前に飛行機のタイヤと車輪が見えて踏み込めなかった」と。たしかにそんな感じ。
加速性能は「RS6 Avant」の方が優れているが、荒さんいわく「目の前に飛行機のタイヤと車輪が見えて踏み込めなかった」と。たしかにそんな感じ。 全 13 枚 拡大写真

アウディ山梨は16日、山梨県甲斐市内にある日本航空学園・山梨校の滑走路を使い、アウディSモデルの体験試乗会を実施した。プロドライバーの荒聖治さんがドライブするSモデルと小型機を競争させるというアトラクションも併せて実施されている。

日本航空学園は航空産業に従事する人材を養成する学校。山梨校は学校敷地内に全長850mの滑走路を持ち、実習の一環として実際に飛行機も飛ばしている。アウディ山梨ではこの学校の滑走路を借り、アウディSモデルの動力性能を体感してもらう試乗会を年に数回実施しており、今回が4回目の開催となる。

この試乗会では一般の人にSモデルの素晴らしい動力性能を体感してもらうだけでなく、プロドライバーの荒聖治さんによるデモンストレーション走行も実施されているが、今回は学園が所有する固定翼の小型機「クリステン・インダストリー A-1」、回転翼(ヘリコプター)の「ベル206B ジェットレンジャー」との競争も披露された。

実際には荒さんがドライブしていた「RS6 Avant」の方が加速性能も良いのだが、荒さんは「飛んでいる飛行機の車輪が目の前にあって、S6のルーフに引っ掛けそうなのでアクセルを戻したら、次の瞬間に飛行機がバーッと上がっていった」、「目一杯踏んでいたわけではなく、かなりの余裕があった」とする。

また、「R8」に乗り換えた荒さんとヘリコプターのリベンジマッチも行われたが、これはアウディ山梨・近藤店長の思いつき(実際、当日の未明に思いついたらしい)で、荒さんは「前日の打ち合わせには無く、今日いきなりやることになり、ぶっつけ本番でした」と語る。

日本航空学園・山梨校の滑走路は来春に閉鎖が予定されており、クルマとの競争は今回が最後となる見込みだ。

《石田真一》

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