【WRC 最終戦】クビサ、ペースノートの判断を誤りクラッシュ、リタイア

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
第3レグのオープニングステージでクラッシュしたロバート・クビサ
第3レグのオープニングステージでクラッシュしたロバート・クビサ 全 5 枚 拡大写真
シトロエンのワークスチームからラリーGBのWRCクラスに初参戦しているロバート・クビサが、ペースノートの判断ミスによりブレーキが遅れ、15日に続いてクラッシュアウトしたことを発表した。

クビサはこの日のオープニングステージの3.7キロメートルの地点にある右コーナーで路面から外れ、60メートル下の丘の斜面で車がストップするというアクシデントに見舞われた。

「僕達は大きな石に当たったが、ペースノートの判断を誤ったのだと思う。ブレーキをするべきところで、僕はまだアクセルを踏んでいた。そしてコーナーを見た時にはすでに遅かった。何とかリカバーしようとしたが、スピードの違いは大きすぎた」と彼は事故の状況を説明した。

クビサがWRC-2のタイトルの決めたラリースペインの後、副ドライバーであったバランが引退し、このラリーで新たにフェラーラが副ドライバーを務めることになったが、このペアは短いプレイベント・テストで新しい車に、そしてイタリア語での新しいペースノートのシステムに慣れなければいけなかった。

「このラリーは僕にとって困難だった。なぜなら僕は多くの距離を走っていなかったし、副ドライバーを変更しなければならなかったからだ。僕にとって、または副ドライバーにとってそれは簡単ではなかった。昨日は泥の上でミスを犯し、今日は情報伝達を失ってしまった。僕達はここへ経験を積みに来たのに、2度もクラッシュしてしまったことはとても残念だ」とクビサは語った。

尚、クビサは17日の最終レグに参加不可能なことを示唆している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る