【ホンダミーティング13】研究所野中副社長、ターボでニュルのFF車最速狙う
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開発しているのは1リットル、1.5リットルおよび2リットルのガソリンターボ3機種。小排気量で高い出力性能や環境性能を実現するダウンサイジングターボだ。シビックタイプRに搭載するのは2リットルで、最大出力は206kw以上、最大トルクは400N・m程度と、V型6気筒の3.5リットルエンジンを凌駕する動力性能を目指している。
本田技術研究所の野中俊彦副社長(四輪R&Dセンター長)はメディア向けの技術説明会「ホンダミーティング」の席上「めちゃくちゃ速いクルマになる」とし、このターボエンジンを搭載したタイプRで、ドイツのニュルブルクリンク(1周約20.8km)におけるFF車の最速ラップに挑戦すると宣言した。現在のFF車の記録は8分7秒(ルノー『メガーヌRS』)とされ、ホンダはタイプRで8分を切るラップを目標に掲げ、挑戦する。
《池原照雄》