【ミニ クーパークロスオーバー ALL4 試乗】実用性の高さが味わえる4WD…島崎七生人

試乗記 輸入車
ミニクーパークロスオーバーALL4
ミニクーパークロスオーバーALL4 全 9 枚 拡大写真

『ミニ クーパークロスオーバー ALL4』は、いわば生活4駆。なるほどノンターボのクーパーにも新設定された「ALL4」は、そういう切り口でユーザーの間口を広げそうである。車両本体価格も、クーパーSのALL4に較べAT同士で50万円以上も手頃になる。

【画像全9枚】

実車はよく走る印象。ノンターボと4WD化の重量差(FFに対しおよそ+80kg)の懸念は、走り出してスグに払拭された。122ps/190Nmの1.6リットルエンジンの性能が、4輪にいい意味でジンワリと伝わり、スムースな加減速が味わえる。そのマナーがクーパーの性格に合っている。

試乗車はオプションの18インチタイヤ&ホイールが装着され、低速で足元の重さを乗り心地に感じた。一方で高速走行では、想像以上の直進安定性が実感できた。

5シーターの後席は実用的。スライド機構も備わるし、中央席のシートベルトは、未使用時にキャッチが手際よくクッション内に収まる配慮も。ハッチバックに対しボディサイズの拡大分と+2ドア分の、スペースと機能性の恩恵はキチンと味わえる。オプションの「レザーラウンジ」のスポーツシートも形状がよく、革の風合いも上質だ。

ハッチバックでは後席を倒した際にラゲッジスペースとの段差が大きいが、クロスオーバーではフロアボードが備わり(シート背もたれ側に若干の傾斜が残るが)広くフルフラットなスペースが作り出せ、ドッグキャリーを(ほぼ)水平に載せる…といった使い方が可能だ。

試乗車のボディ色(ロイヤルグレーメタリック)は先代後期のハッチバックに設定された限定車「パークレーン」の専用色だった色。実はレポーターは自分で乗っていたので、思いがけず復活しているのに驚いた次第。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  2. トヨタ『カローラスポーツ』、日本にない2.0リットルエンジン搭載…米国2027年型
  3. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  4. 「まさか令和に…」日産のSUV『テラノ』がPHEVで復活! SNSでは「マジでかっこいい」と話題に
  5. 東レ、リチウムイオン電池の負極集電体用フィルムを世界初開発…EV航続を最大10%延伸
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る