【エコ整備フェア13】繁原製作所、EVコンバージョン86を展示

自動車 ニューモデル モビリティ
EV用歯車減速機
EV用歯車減速機 全 9 枚 拡大写真

11月15日・16日に大阪ATCホールで開催された「エコ整備フェア2013」で、歯車減速機メーカーの繁原製作所が、EV用歯車減速機を搭載したEVコンバージョン車を展示した。

歯車減速機を使用するメリットは、モーターの効率が良い回転数で走ることができ、電費を改善して航続距離が長くなることだ。また地下駐車場の急勾配を走行する際には、ローギヤを選択して登坂能力を向上できる。MT車設定のない車種でもEVコンバートが可能になることもメリットだ。

繁原製作所のEV減速機は、通常の摩擦クラッチの代わりにドッグクラッチを内蔵しており、変速操作は停車状態で行う必要がある。今回、展示された「繁原FT86EV」や「EV mira」は、鈴鹿サーキットでのeco-1 GPに出場し、好成績を挙げている。

繁原FT86EVのコックピットには、車速、変速段、モータ回転数、電流値などを記録するモニター装置が装備されており、さらなる高性能化のためにデータを収集しているという。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る