【東京モーターショー13】スズキ 本田副社長「HVをコンパクトカーに合ったシステムとコストでお届けする」

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スズキ 本田治副社長
スズキ 本田治副社長 全 28 枚 拡大写真

11月20日に開幕した東京モーターショー13、スズキはプレスブリーフィングに本田治副社長が挨拶に立った。「買いやすい価値のある車、使いやすいコンパクトサイズの車、使うことに喜びのある車を実現させるために、スズキは3つの技術に取り組んでいる」と説明。

その技術とは、1つは低燃費と省資源の技術、2つめは安全と通信の技術、3つめはユーザーの生活に感動を与えるデザインとパッケージングの技術とした上で、本田副社長は次のように語る。

「スズキはガソリン車トップの1リットルあたり35kmの低燃費性能を持つ『アルトエコ』を昨日発表しました。スズキは消費エネルギーの削減こそが車の永続性の基本と考え、内燃機関の熱効率の向上に徹底して取り組んでいきます」

そしてさらに高まる低燃費への要求に対し、電動化技術を加えたハイブリッド技術にも取り組んでいくとし、「スズキはリチウムイオン電池を使ったエネルギー回生技術を量産化しており、すでに電動化を始めています。今後はこれをさらに発展させていきます。スズキはハイブリッドを、コンパクトカーにあったシステムとコストでお客様にお届けします」と述べた。

また本田副社長は、軽量化にもふれた。「スズキは重量1トンに満たない車において、70kg、90kgの軽量化技術をすでに達成しています。さらに磨きをかけて体系化し、これから数年の間に開発する車に順次、プラットフォームとして実現してまいります」

《嶽宮 三郎》

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