【東京モーターショー13】日産ゴーン社長「EV普及は充電インフラが第一」

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プレスカンファレンスに登場にしたゴーン社長
プレスカンファレンスに登場にしたゴーン社長 全 3 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は11月20日に東京モーターショー会場で内外記者と会見、EV(電気自動車)普及などへの見解を示した。

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ゴーン社長は、2016年度までにルノーとの合算で累計150万台としていたEVの販売目標達成時期が「16年度よりさらに2、3年かかる」とし、改めて計画延期を表明した。そのうえで、EVの普及には「充電インフラの整備が第一であり、(各国の)公的セクターに集中して取り組むようお願いしている」と述べた。

ゴーン社長は、ユーザーはEV自体の航続性能よりも「どこに充電施設があるのか、インフラ(の不十分さ)に不安をもっている」と指摘、航続距離を伸ばす技術開発とともに、充電インフラの充実が普及のポイントになると強調した。また、ルノーとの150万台計画については「躊躇なく実現に取り組む」と、強気の構えを見せた。

《池原照雄》

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