20日、第43回東京モーターショーのプレスブリーフィングで三菱自動車の益子修社長が登壇。同社の企業コミュニケーションワード「Drive@earth(ドライブ@アース)」を具現化するために「三菱自動車の走りは頼もしいと感じていただけるような車を造りたい」と述べた。
益子社長は、三菱自動車の車造りはどうあるべきかとの命題に、次のような答えを出したという。「行き着いたのは、耐久性、四輪駆動技術、電動車両技術をさらに追求していくことです」。さらに、同氏は「私どもが目指すのは、自動車としての基本性能がしっかりしていること、様々な走行条件においてもドライバーの期待に応える走りを発揮できる車です。ドライバーだけでなく乗る人みなさんに三菱自動車の走りを頼もしいと感じていただけるような車を造りたいと考えています」と話した。
また自動車メーカーは、自然災害の頻発や温暖化など地球環境に対する提案を積極的に行う使命があるとした上で、「地球上のいかなる路面でも誰もが安心し、わくわくして走り続けることができる車造りを推進していきたい」と語った。
そして同ブースではこうした思いをこめた次世代SUVなどコンセプトモデル3台を世界初公開。益子社長は「三菱自動車は10年先、20年先を見据え、技術革新においては他社を1歩も2歩もリードしていく会社であり続けていきます」と結んだ。