米国の高校生・大学生が開発した超小型人工衛星、「ミノタウロスI」ロケットで宇宙へ

宇宙 テクノロジー
トーマス・ジェファーソン高校のペイロード
トーマス・ジェファーソン高校のペイロード 全 4 枚 拡大写真
現地時間11月19日19時30分、米航空宇宙局(NASA)の「超小型人工衛星教育打ち上げミッション」のキューブサット11基が、「ミノタウロスI」ロケットによりワロップス飛行施設(バージニア州)から打ち上げられたと発表した。

キューブサットは、科学、探査、技術開発、教育、各種活動といった特定分野の研究に用いられる立方体構造の超小型人工衛星で、1辺10センチメートル、重量1キログラム程度の大きさ。

今回のミッションは大学9校と高校1校(すべて米国)の研究チームが参加した。トーマス・ジェファーソン高校は、高校の研究チームとして初となる、キューブサット打ち上げミッション参加となった。

先進探査システムプログラム・ディレクターのジェイソン・クルーサン氏は「NASAの今後のミッションは、キューブサットが可能にした新技術の開発を基にして進められる」と語った。なお、各研究チームはキューブサットで得た成果について、NASAに報告する義務が課されている。

《日下部みずき》

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