JR九州、博多駅移転50周年の記念イベント…104歳の元駅長が出発式

鉄道 エンタメ・イベント
50年前に現在地に移転した「3代目博多駅」。
50年前に現在地に移転した「3代目博多駅」。 全 5 枚 拡大写真

JR九州は12月1日から1カ月間、博多駅(福岡市博多区)の移転50周年を記念して「このまちで愛されて50年 博多駅感謝祭」を開催する。

博多駅は1889年12月11日、九州鉄道の駅として現在の出来町公園付近に開業。九州鉄道の国有化から2年後の1909年、現在の福岡市営地下鉄空港線祇園駅付近に2代目となる博多駅が開業した。

戦後は輸送量の増大などによりホームの不足や駅前広場の混雑、踏切による交通障害などの問題が顕在化し、土地区画整理事業に伴い東南約600mへの移転を計画。1963年12月1日に3代目となる博多駅が現在地に開業した。

その後、九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業にあわせて駅ビルを改築することになり、2011年3月3日に4代目駅舎となる「JR博多シティ」がオープンしている。

移転50周年の12月1日は「博多駅誕生記念セレモニー」を実施。50年前の博多駅移転に携わった「3代目博多駅」の初代駅長・井手干樹さん(104歳)による出発式を執り行う。このほか、博多駅の写真展(12月1~23日=JR博多シティ、24~27日=西日本シティ銀行本店)なども行われる予定だ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る