メルセデスベンツAMGは11月20日(日本時間11月21日未明)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、『コンセプトGLA 45AMG』を初公開した。
コンセプトGLA45 AMGは、メルセデスベンツの新型コンパクトSUV、『GLAクラス』に、近い将来設定する高性能グレードを示唆した1台。市販時には、『GLA45 AMG』として登場する。
コンセプトGLA45 AMGの心臓部には、車台を共用する新型『Aクラス』、『CLAクラス』の最強グレード、『A45AMG』/『CLA45AMG』と、同じパワートレインを搭載。AMGが手がけた排気量1991ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンには、ツインスクロールターボチャージャーをはじめ、専用エグゾーストシステム、『SLS AMG』と同じ冷却システムの採用など、数々のチューニングを実施。その結果、最大出力360ps、最大トルク45.9kgmを獲得する。
駆動方式は、メルセデスベンツの4WD、「4マチック」の最新版。新世代の4マチックは、7速デュアルクラッチの「7G-DCT」と一体設計され、リアアクスルにレイアウト。路面や走行条件に応じて、前後間で最適な駆動トルクを分配する。この4マチックも、AMG車用にパフォーマンス重視のチューニングを受ける。
コンセプトGLA45 AMGは、ノーマルのGLAクラスに対して、専用エアロパーツや「45」、「TURBO AMG」デカールを追加。21インチのアルミホイールはクロススポークデザイン。255/35R21サイズの大径タイヤを組み合わせた。
動力性能は、0-100km/h加速5秒以下の実力。それでいて、欧州複合モード燃費は約14.3km/リットル。排出ガス性能は、ユーロ6に適合している。