日野自動車の市橋保彦社長は11月21日のプレスカンファレンスで「ハイブリッド技術が日野の今後の環境技術の基盤となっていく」との考えを示した。
市橋社長は「多様化するエネルギーに対応するため日野はプラグインインハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車の開発を進めている。こういった次世代の環境技術の基盤になるのがハイブリッド技術。1991年に世界で初めてハイブリッド車を発売して以来、20年以上にわたり技術革新に取り組んできた」と説明。
その上で「このハイブリッド技術をさらに極めることで環境に優しいトラック、バスを造り続けていく。今年2月にはハイブリッド車の累計販売台数がグローバルで1万台を突破した。これは商用車メーカーとしては世界初となる。この長年培ってきたハイブリッド技術が日野の今後の環境技術の基盤となっていく」と強調した。