三菱重工など、ブラジルで電気バスと急速充電システムの開発・実証試験を推進

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三菱重工業と三菱商事は11月20日、ブラジル・サンパウロ都市圏運輸公社およびバス運営会社であるメトラ社と電気バスの走行試験契約を締結したと発表した。

走行試験は2014年8月までの予定で、同州で電気バスと急速充電システム(パンタグラフ式)を開発・実証しながら、公共交通市場のニーズに適合した電気バスシステム関連技術の確立を目指す。

全長18mとなる2連接の大型電気バス1台の開発が完了し、同電気バスを用いながら、州都サンパウロ市域のバス路線において、一般乗客を乗せた走行試験および評価を行っていく。

中南米の公共交通機関はバスが中心で、環境対策の観点から電化ニーズも高まっている。サンパウロ州は特に環境意識が高く、7万台規模の全バスを2020年頃までに再生可能エネルギー対応に置き換える計画を持っている。三菱重工、三菱商事の両社は、今回のプロジェクトを通じたパートナーシップを足掛かりに、ブラジルをはじめとする中南米の電気バス市場を積極的に開拓していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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