【東京モーターショー13】日産ゴーン社長「米国市場では潜在力を十分発揮していない」

自動車 ニューモデル モーターショー
日産自動車のカルロス・ゴーン社長
日産自動車のカルロス・ゴーン社長 全 5 枚 拡大写真

「米国市場でうちは潜在力を十分発揮していない」。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は11月20日の記者会見で、米国での販売について聞かれ、こう答えた。

【画像全5枚】

それも頷ける話で、なにしろ日系ライバルメーカーに市場占有率で大きく水をあけられているからだ。日産はトヨタと同じぐらいのラインナップをそろえていながら、市場占有率はトヨタの14%に対して7.5%。ホンダと比べても、日産のほうがラインナップが多いにもかかわらず、ホンダのそれは11%で日産よりも3.5ポイントも多い。

負けず嫌いのゴーン社長にとっては、それが我慢ならない様子で、「これから販売を拡大し、目標の10%を達成する」と強調。日産が持っている潜在力を発揮すれば、それが十分可能とのことだ。

「中国では、日系メーカーでリーダーになっており、メキシコでも市場占有率は25%で、2位に大差をつけている。ナンバーワンにするやり方はわかっているんです。あとは実行あるのみ」とゴーン社長は力強く語った。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る