エアバス企業基金とエミレーツ航空、ACFが人道的援助で協力

航空 企業動向
人道的援助の輸送を行うエミレーツ航空A380
人道的援助の輸送を行うエミレーツ航空A380 全 1 枚 拡大写真

エアバスは11月20日、同社の企業基金とエミレーツ航空、アクション・アゲインスト・ハンガー(ACF)が、次の数年間にエミレーツ航空の『A380』が、国連人道主義的レスポンス・ディーポ(UNHRD)に人道的援助の輸送を行うパートナーシップを結んだことを発表した。

エアバス企業基金は2009年以来、ACFと協業しており、10月29日に最初の慈善飛行がACFの飢餓と戦うキャンペーンをサポートする為に31トンの積荷を運び、今後それらの物資は最も必要とする地域に配給される。この輸送はドイツのハンブルグから4800km以上の距離を旅して、ドバイにある国連人道主義的施設に貯蔵された。食料バーは栄養失調に苦しむ5才以下の子供達の為に使用される。

エミレーツ航空の社長であるティム・クラーク氏は、「エミレーツ航空とエアバスの関係は26年以上前から始まり、そして今日世界中の人々を助けるためにその関係を広げた。我々はエアバス企業基金とACFと共に働き、人道的貨物を必要とされる地域や人々に送る運動を促進することを誇りとしている。このパートナーシップを通じて、年間に最高4機のエミレーツ航空A380がUNHRDの為の援助物資と共にドバイに到着することとなるだろう」と語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る