JAXA、「はやぶさ2」の衝突装置の試験を実施…結果は良好

航空 企業動向
JAXA、はやぶさ2衝突装置の試験を実施(出展:JAXA)
JAXA、はやぶさ2衝突装置の試験を実施(出展:JAXA) 全 4 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ2」の衝突装置の試験を実施したと発表した。

衝突装置は、「はやぶさ2」が向かう小惑星1999JU3に人工クレータを作るための装置。人工クレータを作り、その中を観察することで、小惑星の表面や、内部の情報を得る。クレータ近傍でサンプリングをすることで、小惑星内部のサンプルを取得することも可能となる。

「はやぶさ2」には、高速な金属の衝突体を小惑星にぶつけることで人工クレータを作る方法を採用している。今回の試験では、この衝突体を加速する部分の試験を実施した。

試験では、実機と同等の爆薬部に点火した際に生成される衝突体の、速度、形状、飛翔方向精度が設計通りであるかを確認した。試験結果は良好で、速度、形状についてはほぼ設計通り、飛翔方向精度についても、100メートル先の的を的確に射抜くことができ、爆薬部の性能確認試験を終了した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る