日本自動車工業会は11月22日、「東京モーターショー2013」の出品関係者や来賓を招いた開幕レセプションを、東京ビッグサイト内で開いた。
主催者を代表して挨拶した豊田章男・自工会会長は、過去2回の東京モーターショーを振り返り、「2009年はリーマン・ショック後の市場低迷の真っ只中、前回11年は東日本大震災の直後と、日本にとって大変厳しい時期での開催が続いた。今回やっと前を向いて進めるラインに立てた」と述べた。
続いて豊田会長は「皆さん、ここではクルマ好きを隠す必要はありません。私たちが堂々とクルマやバイクを楽しみ、笑顔を見せましょう」と訴えた。若者がクルマやバイクと距離をおく現状を踏まえたもので、独特な言い回しに、会場からはちょっと間をおいた後に笑いと拍手が起こった。豊田会長は「最高のスマイルでこれから10日間、熱く盛り上げましょう」と、締めくくった。