【東京モーターショー13】HySUT、X-TRAIL FCVと水素ガスディスペンサーを展示

自動車 ニューモデル モーターショー
水素ガスディスペンサー
水素ガスディスペンサー 全 8 枚 拡大写真

水素供給・利用技術研究組合=HySUTは、東京モーターショーで燃料電池車X-TRAIL FCVのカットモデルと水素ガスディスペンサーを展示した。

HySUTは、石油会社、ガス会社、自動車メーカー、重工メーカーなど19社・団体が、水素供給インフラと水素利用ビジネスの研究を共同で行うために設立した組合で、今回の東京モーターショーでは、水素利用の直近のターゲットである燃料電池車への水素供給をテーマに展示を行った。

HySUTの展示では、水素製造から水素輸送までをパネルで説明し、水素ガスを燃料電池車に充填する水素ディスペンサーを実物展示し、水素を燃料とする燃料電池車X-TRAIL FCVをカットモデルで展示し、その仕組みを概説した。

X-TRAIL FCVでは、後席床下に高圧水素タンクが配置され、前席床下の燃料電池スタックで発電し、その電力を車体前部にあるモーター・駆動系に供給する構造だ。

水素ガスディスペンサーは、通常のガソリン計量器に代わるもので、ホースの先にあるコネクタを車の水素充填口に差込み、水素を供給する。本体の側面には緊急停止ボタンが設けられている。

今回の東京モータショー13では、燃料電池車のコンセプトカーが複数発表されている。自動車各社の次世代を担う水素供給・利用技術の現状をHySUTブースで見ることができた。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る