【ロサンゼルスモーターショー13】マセラティ ギブリ 新型、北米初公開…伝統の継承をアピール

自動車 ニューモデル 新型車
新型 マセラティ ギブリ
新型 マセラティ ギブリ 全 9 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティは11月21日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、新型『ギブリ』を北米初公開した。

新型ギブリは、ハイエンドEセグメントに属する4ドアサルーンとして開発され、『クアトロポルテ』の小型版に位置付け。搭載エンジンは、全3種類が用意される。ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。トランスミッションは8速AT。駆動方式は、FRと「Q4」と呼ばれる新開発の4WDとなる。

ベースグレードの「ギブリ」用は、最大出力330ps、最大トルク51kgmを発生。0-100km/h加速5.6秒のパフォーマンスと、欧州複合モード燃費10.4km/リットルの燃費性能を両立させた。

高性能グレードの「ギブリS」は、最大出力410ps、最大トルク56.1kgmを発生。0-100km/h加速を5秒で駆け抜け、最高速は285km/hに到達する。このエンジンはマセラティとその親会社、フェラーリが共同開発。エンジンの組み立ては、フェラーリのマラネロ工場で行われる。

今回マセラティは、ロサンゼルスモーターショー13の会場で、新型ギブリを北米初公開。マセラティが強調するのは、伝統の継承。マセラティは、「新型ギブリのフロントグリルは、1950年代の『A6GCS』をトレースしたもの」と説明。さらに、「新型ギブリには、マセラティの個性であるCピラーデザインを採用。トライデントマークは1963年から始まった伝統だ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る