日野自動車、U.A.E.ドバイに新設した「中東部品デポ」が本格稼働開始

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日野自動車 市橋保彦社長(参考画像)
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日野自動車は、アラブ首長国連邦ドバイ首長国ドバイ・ワールド・セントラル内に「中東部品デポ」を開設し、開所式を実施して本格稼働したと発表した。

開所式には、ドバイ・ワールド・セントラル公社のモッセン・アハマッド副社長、ジュベル・アリ・フリーゾーン公社のアディル・アル・ザルーニ副社長、在ドバイ日本国総領事館の松永大介総領事などの来賓を招き、日野からは市川正和会長らが出席した。

日野の市川会長は「将来的には中近東における日野自動車のアフターサービスのハブとしての更なる発展を目指す。また、中近東各地における地域社会との結びつきを通じ、人と物の移動を支えながら豊かで住み良い世界と未来に貢献したい」と述べた。

日野は、中近東地域を「育成市場」と位置づけて、販売・サービスを強化している。中東部品デポは、市場での日野車保有台数の増加に合わせ、補給部品の供給体制強化を目的に設置した。

アラブ首長国連邦ドバイ首長国のドバイ・ワールド・セントラル・フリーゾーン内に位置し、アラブ首長国連邦向けに出荷を開始しており、今後も、順次出荷先を増やしていく計画。

中近東地域への補給部品はこれまで、ベルギーにある日野モータース・ヨーロッパから供給してきたが、需要地域内への部品デポ新設により、大幅な納期短縮と安定供給を図った。加えて、中東部品デポに新たに部品事業におけるマーケティング機能を持たせることで、より顧客ニーズに合ったアフターサービスを提供していく。

日野は、各国各地域に最適な商品とトータルサポートの提供を通じて、世界中の顧客のニーズに応えていく方針。

《レスポンス編集部》

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