燃費世界一“奪還”の アクア、実燃費はどうなる?

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トヨタ アクアが改良により燃費世界一を奪還。実燃費はどうなる?(写真は現行型)
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トヨタは小型ハイブリッド車『アクア』を改良し、JC08モード燃費で37.0km/リットルを実現した。9月に発売したホンダ『フィットハイブリッド』の36.4km/リットルに奪われた燃費王者の座を取り戻した。しかし気になるのはやはり、実走行での燃費。実燃費投稿サービス『e燃費』のデータから、アクアの実燃費を見る。

e燃費に投稿された10月の平均データによると、現行型アクアの実燃費と、JC08モード燃費に対する達成率は以下の通り。

■トヨタ アクア(NHP10型・1500cc)
実燃費:24km/リットル
JC08モード燃費:35.4km/リットル
JC08モード燃費達成率:68%

燃費達成率68%を、そのまま改良アクアにあてはめると実燃費は「25.1km/リットル」。現在実燃費ランキングでトップのスズキ『アルトエコ』の24.9km/リットルを超え、実燃費でも王座に返り咲く。

ちなみにライバルであるフィットハイブリッドの実燃費は23.6km/リットルで、燃費達成率は75%。実燃費では上回ったものの、達成率で水をあけられている。

今回のアクアの改良では、エンジンの摩擦抵抗低減や、モーター、インバーターなどクルマの心臓部にあたる部分に大幅に手が加えられ、効率化が図られているという。いわゆるカタログ燃費と実燃費との乖離が、何かと取り沙汰されるハイブリッド車。今回の改良でカタログ燃費だけでなく、実燃費とその達成率でも燃費王者の意地を見せてくれることに期待したい。

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《レスポンス編集部》

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