フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは11月28日、新たなCセグメント車の開発に9000万ユーロ(約125億円)を投資すると発表した。
これは、PSAプジョーシトロエンの経営陣と、フランス・レンヌ工場の労働組合との労使協議会の場において、明らかにされたもの。レンヌ工場での新型車の生産をサポートする目的での投資になる。
PSAプジョーシトロエンによると、9000万ユーロの投資は、プジョーブランドの新たなCセグメント車の生産準備に充当。この新型車は、現行の『5008』の後継車になるという。
5008の後継車は、PSAプジョーシトロエンの新世代車台、「EMP2」を採用。2016年の半ば、レンヌ工場で生産が開始される予定。2016年末までに、欧州や他の世界市場へ投入される。
この新型車の年産台数は2017年には、7万台へ届く見込み。これにより、レンヌ工場の生産能力は、年間10万台以上へ引き上げられることになる。
PSAプジョーシトロエンのデニス・マーティン上級副社長は、「レンヌ工場での新型車の生産決定は、喜ばしい限り。これはフランス工場での新型車生産に関する強いコミットメントだ」と語っている。