マレーシア KLの不動産税引き上げは1月に実施=連邦直轄地相

エマージング・マーケット 東南アジア

反対意見が渦巻いているクアラルンプール(KL)の不動産税の引き上げは、来年1月1日より実施される。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ただし納税期間については3月までの猶予を認める。テンク・アドナン連邦直轄地相が明らかにした。

KLの不動産税は現在2-12%。KL市役所は不動産オーナーに対して、不動産税の100-1000%の引き上げ案を通知したことから、住民団体が反発を強めていた。アドナン大臣は先ごろ、反対意見が出たことから住民の意見を募るとした上で、導入は早くても来年下半期になると明らかにしていた。

導入を1月に決定した理由についてアドナン大臣は、甌穴の修理やゴミ収集などのメンテナンスを実施するための費用が必要なためとコメント。3カ月以上は公聴会を開催するなどして住民の意見を聞いた上で税率を決定すると述べた。過去21年間不動産税の引き上げを行っていないとし、不動産オーナーにも公平で恩恵をもたらすような決定をすると明らかにした。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  8. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  9. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  10. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る