ヴィッツと86、裾野広がるワンメイクレース

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ヴィッツレース グランドファイナル戦
ヴィッツレース グランドファイナル戦 全 16 枚 拡大写真
『ヴィッツ』に加え『86』/『BRZ』のワンメイクレースが始まった2013年。「ヴィッツレース」における2013年の参加台数は526台と、昨年同様の盛り上がりを見せた。

2013年を振り返り、トヨタ自動車GAZOO推進室の堀川氏は「我々、86/BRZのレースを始めることでヴィッツレースの方に影響が出るのかと心配しましたが、86/BRZのレースにも同じ数の参加者が集まり、ワンメイクレースの裾野が広がったとの印象を受けています」と話す。

それぞれのワンメイクレースに参加する人の印象については「当初、ヴィッツレースを経験して86に挑戦する流れを想定していましたが、始めから86に挑戦される方もいますので、お客様にとっては2つの選択肢が増えたと感じています」(堀川氏)と延べ、「ヴィッツレースは、個人で参加される方やネッツ店のサポートを受けて参加される方が多く、タイヤもワンメイクを特徴としています。86のレースはパーツメーカーやチューニングショップ、タイヤメーカーのスポンサーを受けて本格的に参加される方がいる印象です」と語った。

86のワンメイクレース開催は、ヴィッツレース参加者のモチベーションにも変化を与えたようだ。

23日開催のヴィッツレース「グランドファイナル戦」を前にした22日、北海道、東北、関東、関西、西日本、各シリーズ戦の上位入賞者が集まる2013年シーズンの表彰式がおこなわれた。

表彰式で、東北シリーズチャンピオンのイシカワヨシオさんは「来年は86で頑張りたい。ヴィッツから86へ上がれるシステムがあればもっと若い人の参加も増えると思う」と語り、ヴィッツレースでの勝利をきっかけに、新たなレースに挑戦する選手も現れた。

来シーズンに向けて、GAZOO推進室の堀川氏は「これまで通り、ヴィッツレースは地方戦、86は年間を通じたシリーズ戦を基本に、トヨタとしても多いに盛り上げていきたい」と意気込みを示した。

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