【マツダ アクセラ ハイブリッド 試乗】足との“協調制御”が光るHV…島崎七生人

試乗記 国産車
マツダアクセラハイブリッド
マツダアクセラハイブリッド 全 9 枚 拡大写真

セダンにのみ用意される新型『アクセラ』のハイブリッドモデル。「プリウスのサプライヤーから部品を調達している」というものの、その仕上がりは驚くほどにマツダ車している。

【画像全9枚】

とくに乗り味のよさは嬉しい。しっとりとしたストローク感やフラットライドは、セダンとして上級車『アテンザ』に迫る上質なもの。バッテリーの搭載等、重量増を逆手にとり、良質な乗り心地までも演出。ハイブリッドッステムと足の協調制御までも完璧にモノにした……とでもいおうか。HVであることを抜きにしても『アクセラ』の最上級車らしい走りっぷりだし、HVとしてなら、この乗り味だけでも『アクセラ』に乗る意義がある。

ハイブリッドのマナーも、システムをポン!と載せたただけでなく、相当に磨き込まれたことを実感する。なかでもモーター走行からエンジンが“入る”瞬間の一筆書きのようなスムースさがいい。プリウスと同じ吊り下げ式アクセルペダルをシリーズでは唯一使うが、最新の試乗車では微震動も巧みに帳消しにされており、エンジン始動後の音、振動も気に障らなかった。アクセルON/OFFでの反応も通常のガソリン車のようだし、ブレーキの利きもジワリと踏力に従順だ。

リヤの小さなバッジ以外、外観上でガソリン車との差はない。確かにブルーのランプでハイブリッド感を表現しました……などと言われても、ピュアなスタイルの『アクセラ』には似合わないに違いない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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