「何度見てもかっこいい」アルファロメオの観音開きクーペ『クオーレロッソ』にSNSで反響!

アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)
アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)全 29 枚

アルファロメオが「パリモーターショー2026」で世界初公開した、観音開きドアを持つ2+2クーペのコンセプトカー『クオーレロッソ』が、SNSで大きな話題となっている。「何度見てもかっこいい」「近年まれに見る良コンセプト」など、デザインを評価する声が多く寄せられている。

【画像】アルファロメオの観音開きクーペ『クオーレロッソ』

◆デザイン哲学「ベッレッツァ・ネチェッサリア」

アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)

クオーレロッソ(Cuorerosso)は量産モデルの先行公開でも単なるスタイリング研究でもなく、ブランドの未来の方向性を示す「マニフェスト」と位置づけられている。「赤」「イタリア」「スポーティネス」という3つの柱を軸に、アルファロメオのアイデンティティを現代的な解釈で再構築した。

アルファロメオが掲げるデザイン哲学「ベッレッツァ・ネチェッサリア(必要な美しさ)」は、余分なものを排除し本質だけを残すという考え方だ。美しさ・機能性・技術・品質を一つのデザイン言語に収束させる。

アルファロメオのデザインチーム「チェントロ・スティーレ」は、初期スケッチからわずか1~2週間で3次元モデリングに移行。ホイールやガラス、細部を省いた一枚岩の塊として彫刻するように形を削り出した。その結果、液体金属を思わせる連続した面が生まれ、静止状態でも動きとダイナミズムを感じさせる造形となった。

◆伝統のデザインを現代的に解釈

アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)アルファロメオ クオーレロッソ(Cuorerosso)

クオーレロッソは2+2クーペで、全長4700mm・全幅1980mm・全高1331mm・ホイールベース2930mm・車両重量1750kgというスペックを持つ。空力係数(Cx)は0.28を達成した。

エアロダイナミクスは、純粋で途切れのないボディ形状、往年のアルファロメオ車を思わせるコーダ・トロンカ(切り落とし型テール)、ボディに組み込まれた低位置ディフューザーの3要素で構成される。

フロントには伝統的な「トリロボ」と「スクデット」を現代的に再解釈したデザインを採用。スクデットはボンネット上に広がり、水面を走るボートの航跡をイメージした造形だ。グリルには小さな三角形の発光エレメントが織り込まれ、クロスとビシオーネという歴史的シンボルと呼応するライトシグネチャーを形成する。

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リアにはスクデット形状のリアウインドウを配置し、コーダ・トロンカには2つの円形ライトを収める。ドアは屋根のタッチコントロールで開閉する仕組みで、後部ドアは風に向かって開く観音開き式を採用した。

ホイールはアイコニックな「テレフォン」デザインを現代的に再解釈し、3本スポークに6つの円形エレメントをスクデット形状の三角形の溝とともに配置。チタンインスパイアードのカラー処理を施した。

◆『33ストラダーレ』にインスパイアされた内装

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インテリアは1967年製『33ストラダーレ』のダッシュボードアーキテクチャーからインスピレーションを得た。薄く水平に伸びるダッシュボードが軽さと安定感を演出し、ドアパネルへと連続することで視覚的な広がりを生む。

「カンノッキアーレ・ヴィヴェンテ(生きた望遠鏡)」と名付けられた計器クラスターは、「イマーシーボ(没入型)」と「コンチェントラート(集中型)」の2つのモードを持つ動的インターフェースだ。走行への集中度が高まるにつれ、表示情報が絞り込まれる仕組みになっている。

センタートンネルには「マグマ・ディスプレイ」を配置。デジタルタッチ面とロータリーダイヤル、ドライブモードセレクター、トグルスイッチを組み合わせたフィジタル(物理+デジタル)コントロールセンターだ。

ドライビングモードは「クルーズ」「スポーツ」「クアドリフォリオ」の3種類。ステアバイワイヤ式電子制御ステアリングを採用し、触覚・音響フィードバックによるアナログ感覚も維持している。

◆全方位パワートレインに対応、「クアドリフォリオ」も

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クオーレロッソはフルEV・プラグインハイブリッド・マイルドハイブリッド・フルハイブリッドに対応するマルチエネルギーアーキテクチャーを前提に設計されている。パフォーマンスの頂点として、2.9 V6フルハイブリッドパワートレインにQ4四輪駆動・トルクコンバーター・カーボンファイバードライブシャフトを組み合わせた構成が想定されている。

将来のラインナップは全長4.7m以下のモデルを中心に主要セグメントをカバーし、「クアドリフォリオ」バージョンの設定も視野に入れている。

アルファロメオ・マセラティCEOのサント・フィチリ氏は「クオーレロッソによって、このアイデンティティを未来へと持ち込む。技術・機能・品質は常に感情とドライビングプレジャーのために存在する。これが我々の考えるベッレッツァ・ネチェッサリアだ」と述べた。

◆SNSの反応は

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X(旧Twitter)では、特にデザインを称賛する声が目立つ。「何度見てもクオーレロッソかっこよすぎるな」「クオーレロッソ何度見てもかっこいい」と繰り返し見ても魅力が色あせないとの投稿があった。このほかにも「特にフロントはブレラの流れを汲んでいるようでほんと美しい」「近年まれに見る良コンセプトじゃないかね?」「クオーレロッソ良くね」など、多くのコメントが寄せられ、注目度の高さがうかがえる。

今後への期待も寄せられている。「コンセプトカーとはいえ良すぎる」としたうえで「あのエッセンスが入ったスポーツセダン、楽しみすぎる」と書く投稿や、「この方向性が今後のアルファロメオのデザインに反映されるのが期待しかない」とする投稿があった。また、現在の愛車からの乗り換えに触れ、「クオーレロッソが市販化されたらそっち行くかも」と関心を示す声も見られた。

《レスポンス編集部》

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