フランスの自動車大手、ルノーが2014年2月、日本市場に投入する新型SUV、『キャプチャー』。同車のルノーサムスン版の韓国での販売が、好調な立ち上がりを示している。
ルノーサムスンは2013年3月、韓国で開催されたソウルモーターショー13において、『QM3』を初公開。QM3は、ルノー キャプチャーのルノーサムスン版となる小型クロスオーバー車。ソウルモーターショー13では、「ベストオブザショー」に選ばれた。
QM3とキャプチャーとの外観上の違いは、エンブレム程度と最小限。ルノーサムスンは、ハッチバックなど、従来のBセグメント車に代わる車を求める若い顧客の需要に、QM3で応えていく方針。
12月2日、ルノーサムスンはQM3の韓国での受注状況を発表。同社によると、11月20日の受注開始からわずか7分で、QM3は1000台の受注を獲得したという。
また、現時点でのQM3の累計受注台数は、ほぼ4000台に到達。ルノーサムスンは、「韓国での納車は2014年第1四半期(1-3月)に開始する予定」と説明している。