ロッキード・マーチン、小型・軽量・長寿命の新型人工衛星冷却システムを開発

宇宙 テクノロジー
マイクロ低温クーラー
マイクロ低温クーラー 全 1 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは12月4日、同社の先進テクノロジーセンター(ATC)の科学者とエンジニア達が、最も軽量な人工衛星の冷却システムの開発に成功したことを発表した。

この『マイクロ低温クーラー』として知られる新しい冷却システムは、およそ11オンス(約312グラム)の重さを持ち、以前のものに比べて3倍軽く、しかもその運用寿命は最低で10年とされている。

「華氏マイナス320度の温度は赤外線装置に必要とされ、クーラーは最小の電力と長期の寿命で運用されなければならない。当社のマイクロ低温クーラーは要求に対応し、過酷な制約や運用上の温度環境におけるパフォーマンスを劇的に改善するだろう」とカリフォルニア州パロアルトに所在するATCのテッド・ナスト氏は語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る