日本海事協会、旭海運に鉱石運搬船のCO2排出量について第三者検証を実施

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日本海事協会、旭海運の鉱石運搬船のCO2排出量について第三者検証を実施
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日本海事協会は、旭海運に対して、鉱石運搬船「グレート・サンライズ」の二酸化炭素排出量の第三者検証を実施したと発表した。

旭海運は、鉱石運搬船「グレート・サンライズ」のEEOI(エネルギー効率運航指標)算定に用いるデータを活用して、将来導入が検討されているEU(欧州連合)の温室効果ガス規制「EU MRV」の第10条で要求される二酸化炭素排出量に係る各種パラメータを試行的に算定、算定報告書を作成した。

日本海事協会は、旭海運が作成した算定報告書に対し、ISO14064-3「温室効果ガスに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様並びに手引き」に従って第三者検証を実施し、検証声明書を発行した。この手引きに従った第三者検証は、日本海事協会として初めてとなる。

検証声明書授与式を実施し、日本海事協会の冨士原康一副会長から、旭海運の木村丈剛社長に検証声明書を手交した。

日本海事協会は今後もISO14001/50001に基づく環境エネルギーマネジメント、EEOIに基づくCO2排出量鑑定書、クリーン・シッピング・インデックスやCCWGに基づくエネルギー検証など、環境・エネルギー分野の各種サービスをワンストップで提供していく方針。

《レスポンス編集部》

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