台北MRTの新線・信義線が開業

鉄道 行政
新たに開業した「信義線」を記載した路線図を掲載している台北捷運(MRT)のサイト
新たに開業した「信義線」を記載した路線図を掲載している台北捷運(MRT)のサイト 全 2 枚 拡大写真
台湾・台北市にこのほど、地下鉄(MRT)の新線・信義線が開業した。台北では2番目の東西方向に延びる路線。観光名所として知られる超高層ビル「台北101」を経由し、既存路線の淡水線に直通して台北駅(台北車站)から同ビルまでを乗り換えなしで結ぶ。

信義線は、淡水線の中正紀念堂駅を起点に東側へ向かい、象山まで6.4km・全7駅の路線。全駅が地下で、途中の台北101/世貿駅は台北101と結ばれている。

同線は既存路線や主要乗り換え駅の混雑緩和を目的として約8年前から建設が進んでいた。列車は淡水線の北投まで直通運転を行うほか、途中駅では中和新蘆線、文湖線と連絡する。開業による利便性向上で、台北駅での乗り換え客は19%減少するとみられている。

開業日の11月24日から今月23日までは、ICカード乗車券「悠遊カード」を利用して線内のみを利用する場合に無料となるサービスを行っている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る