エアバス、トルコ航空に最初のシャークレットを追加導入

航空 企業動向
シャークレットが追加導入されたトルコ航空のA321
シャークレットが追加導入されたトルコ航空のA321 全 2 枚 拡大写真

エアバスは12月6日、トルコ航空がシャークレット翼端装置の生産追加導入された『A320』を運用する、欧州で最初の航空会社となったことを発表した。

これはインストレーションに続くこととなり、トルキッシュ・テクニックMROによって9機の『A321』の内の最初の1機に、トルコ航空の為の追加導入が行われ、それはつい最近完了されることとなった。全ての9機の航空機はイスタンブールにおいて、来るべき数週間に航空会社の為にアップグレードされることとなる。

エアバスは2012年12月より、シャークレットを新しく製造されたA320系列航空機のオプションとして納めている。この生産追加導入のソリューションに加え、エアバスは最近「インサービス追加導入」プログラムを開始し、それは現在、以前の翼の構造を持つ古くなったA320を飛行させている航空会社に、シャークレットをフィットさせることを可能にする。それ故にインサービス追加導入ソリューションは翼の構造の補強を含み、2015年より運用者に利用可能となる。

シャークレットを追加導入した航空機は、燃料コストを最高4パーセント削減することができ、さらに年間の二酸化炭素の排出を9トン減少させ、ミッションにおける航続距離を100海里増加させることができる。

《河村兵衛》

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