IHI、インドのGSPC LNGからLNG貯蔵タンク2基を受注

船舶 企業動向
契約調印式にて。IHIエネルギー・プラントセクター長の浜村取締役(右)とGSPC LNGのジョシ副社長
契約調印式にて。IHIエネルギー・プラントセクター長の浜村取締役(右)とGSPC LNGのジョシ副社長 全 1 枚 拡大写真

IHIは、インドGSPC LNG向けLNG貯蔵タンク2基の建設工事を受注したと発表した。

今回、受注したLNG貯蔵タンクは、インド国内で最大級の1基あたり16万キロリットルの容量を持ち、インド・グジャラート州ムンドラに建設される。工事の完成は2016年の予定。

IHIは、インドでこれまでに、グジャラート州ダヘジに14万8000キロリットル4基、ケララ州コチに15万5000キロリットル2基のLNG貯蔵タンクを完成させている。今回の受注によって、インドでのIHIのLNG貯蔵タンクの実績は合計8基となる。

世界的に天然ガス需要が高まっている中、インドも同様にLNGの需要が高まっている。現在、年間2500万トンのLNG受入れ体制に加えて、今回のムンドラLNG受入れ基地を始めに、さらに1500万トンのLNG受入れ基地の建設計画が進んでいる。

IHIは、日本国内では多数のタンクを含むLNG受入ターミナルの建設実績を持ち、海外でも2000年以降、インド、メキシコ、台湾、中国、米国などでLNG受入ターミナルの実績を持つ。

今後も国内に加え、需要が拡大する海外向けも含め、LNG受入ターミナル事業の受注活動を強化する。

《レスポンス編集部》

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