ホンダ・マレーシア、タイからの部品輸送を鉄道に変更…輸送期間が2.5日に短縮へ

鉄道 企業動向
ホンダのロゴマークが入ったコンテナ。マレーシア~タイ間の自動車部品輸送で使用する。
ホンダのロゴマークが入ったコンテナ。マレーシア~タイ間の自動車部品輸送で使用する。 全 2 枚 拡大写真

ホンダ・マレーシアは12月9日、マレーシア~タイ間の自動車部品の輸送方法を鉄道に変更すると発表した。

マレーシア国内ではマレー鉄道(KTMB)、タイ国内ではタイ国鉄(SRT)を利用する。11月にスンガイ・ウェイでセレモニーが開催された。

鉄道に変更することで、物流コストを50%、二酸化炭素(CO2)排出量を60%削減できると見込んでいる。効率化や荷主への商品の引渡時間も短縮できる見通し。輸送時間は2.5日に短縮される。これまでトラックによる陸上輸送では3日間、海上輸送では7日を要していた。

ホンダは現在、タイからマレーシアに毎日25~30個のコンテナを輸送している。2016年までに年間生産量を2倍の10万ユニットに増産する計画で、増産に伴いコンテナ数が120個に増えると見込んでいる。

広瀬やよい

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