GMのダン・アカーソン会長兼CEO、勇退へ…経営再建にひと区切り

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GMのダン・アカーソン会長兼CEO
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米国の自動車最大手、GMは12月10日、ダン・アカーソン会長兼CEOが2014年1月をもって、会長兼CEO職を勇退すると発表した。

GMは2009年6月、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請し、経営破綻。その2009年に、ダン・アカーソン氏は、GMの取締役として迎え入れられた。

その後、同氏は2010年9月、会長兼CEOに就任。GMの経営再建に向けて、強いリーダーシップを発揮し、GMの再生を成し遂げている。

ダン・アカーソン氏は2014年1月15日、GMの会長兼CEO職を勇退する予定。同氏はこの数か月、妻に癌が発見されたことを受けて、自身の後継者人事を進めてきた。そして米国政府は12月9日、保有するGMの全株式の売却が完了したと発表。GMの経営再建にひとつの区切りをつけたタイミングで、ダン・アカーソン氏の勇退が告げられた。

ダン・アカーソン氏は、「我々が成し遂げたことに、大きな満足感を持ってGMを去る。GMが世界の自動車産業において、米国の旗手として再生を果たしたことは大きな誇り」と述べている。

《森脇稔》

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