日立造船、ごみ焼却施設の燃焼状態を画像認識できるシステムを開発

船舶 企業動向

日立造船は、ごみ焼却発電施設の自動運転化を図り、運転員の省力化を図ることが可能となる燃焼状態の画像認識システム「CoSMoS」をグループ会社ニチゾウテックの協力を得て開発した。

システムは、運転員の目視などの手動介入を必要とせず、画像認識システムを使ってごみ焼却炉内の最適な燃焼状態を判断し、安定した運転を継続する技術。

ごみ焼却発電施設では、24時間連続で安定的にごみを焼却するため、運転操作を省力化する自動燃焼システムを導入している。ごみ質の急変による燃焼悪化時などは、焼却炉内を監視する固定カメラを見ながら最適な燃焼状態となるように運転員が手動操作を行う必要がある。

燃焼状態に合わせた最適な運転操作技術は、運転員の長年の経験が必要であり、人員の確保と教育が必要となっている。

今回開発したシステムにより、燃焼状態を調整する手動操作を補助することが可能となり、現場での作業負担を軽減することが可能となる。また、開発済である24時間遠隔監視システムであるremonシステム、施設内の画像を配信するシステムであるmaronシステムを組み合せることにより、施設内の人員を省力化した上で、より高度な最適運転が可能となるとしている。

ごみ焼却施設では、発電を伴うことが多く、設備の高度化、運転の複雑化が進む中、さらに施設延命化のためには最適な運転状態の維持を図ることが求められている。日立造船は、ごみ焼却施設の建設事業、運営事業、アフターサービス・オペレーション・メンテナンス事業で豊富な経験を活かし、自治体の課題に適したソリューションを提案していく。

《レスポンス編集部》

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