ゆりかもめ新型車両「7300系」、2014年1月18日デビュー

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11月の「鉄道技術展」で展示された新交通ゆりかもめの7300系。前面窓ガラスを大型化して前面眺望を向上させている。
11月の「鉄道技術展」で展示された新交通ゆりかもめの7300系。前面窓ガラスを大型化して前面眺望を向上させている。 全 3 枚 拡大写真
東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)を運営しているゆりかもめ社は12月12日、新型車両「7300系」の営業運転を2014年1月18日に開始すると発表した。当日は新橋~有明間の7300系乗車を含む出発式も行われる予定。同社は出発式の参加者を募集している。

7300系は、現在運用している156両(6両編成26本)のうち、初期に導入した7000系108両(6両編成18本)の更新を目的に開発された新型車両。前面ガラスを大型化して車内からの前面眺望を向上させたほか、混雑緩和のため全席ロングシートとした。

1月18日の出発式は新橋駅のホームで行われる。9時23分に7300系が1番線に入線し、45分から出発式を開始。社長あいさつや、沿線の小学生による1日駅長の任命式、テープカットを行った後、事前に募集した出発式参加者を乗せて10時ちょうどに発車する。列車は途中駅でドアを開けずに走行し、有明駅には10時24分に到着する予定。この列車は出発式参加者のみ乗車できるが、10時2分に新橋駅2番線から発車する7300系は一般の利用者も乗車できる。

出発式に参加できるのは小学生とその保護者70人で、官製はがきで参加を受け付ける。応募者多数の場合は抽選となり、当選者のみ12月末までに連絡する。申込みの締切は12月20日(消印有効)。

7300系は2016年度までに108両(6両編成18本)を投入し、7000系を全て置き換える予定だ。

《草町義和》

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