ボーイング、WGS-6のサービス開始で軍の通信をさらに改良

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WGSブロックII通信衛星
WGSブロックII通信衛星 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは12月12日、オーストラリア連邦によって出資された、6番目のボーイング・ワイドバンド・グローバル・サットコム(WGS)通信衛星を米空軍の為に周回軌道へと運び、米軍と同盟国の通信機能を強化したことを発表した。

このプログラムにおける米国以外の最初のパートナーとなったオーストラリアによる宇宙船への資金援助は、オーストラリアの防衛軍にWGSネットワークへの即座のアクセスを提供する。『WGS-6』は8月7日に打ち上げられ、2013年に空軍に納入された2番目のWGS通信衛星である。

「最初の6つのWGS通信衛星は兵士達に情報への迅速で信頼性のあるアクセスを与え、我々は残りのWGS通信衛星にも、同じレベルの品質と価値を提供する献身を続けるだろう」とボーイング宇宙及び情報システムズの副社長兼常務取締役のクレイグ・クーニング氏は語った。

現在、この他にも4つのWGS通信衛星がプログラムのブロックII継続契約の下、エルセガンドにて製造されている。『WGS-8』とそれ以降の機種は、通信衛星の帯域を90パーセント以上増加させるデジタル・チャンネライザーへのアップグレードを含むこととなる。

《河村兵衛》

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