BMWグループ、ブラジル新工場の起工式…2014年からBMWとMINIを生産へ

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ブラジルに建設するBMWグループの四輪新工場の起工式
ブラジルに建設するBMWグループの四輪新工場の起工式 全 2 枚 拡大写真

BMWグループは12月16日、ブラジルにおいて、四輪車の新工場の起工式を行った。

BMWは1995年、ブラジルでの販売を開始。2010年からは、二輪車の現地生産を始めた。2012年10月、BMWグループはブラジル政府と合意し、四輪車の工場をブラジル南部のサンタカタリナ州に建設する計画を発表。そして今回、総額およそ2億ユーロ(約285億円)を投じて建設する新工場の起工式を行った。

新工場は2014年秋に稼働し、年間3万台を生産する予定。1300名以上の新規雇用も創出する計画だ。BMWグループにとっては、南米での初の四輪車の生産拠点となる。

生産車種については、BMWブランドが『1シリーズ』の5ドアハッチバック、『3シリーズ』が4ドアセダン、『X1』、『X3』の4車種。MINIブランドは、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)。

BMWグループのハラルド・クルーガー生産担当取締役は、「ブラジル新工場が我々の世界生産ネットワークにおいて、重要な要素になるだろう。そして、BMWグループの収益性と世界成長に、大いに貢献するだろう」と述べている。

《森脇稔》

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