ミシュラン、北米で商用車用タイヤをリコール…130万本

自動車 テクノロジー 安全
ミシュラン LTX
ミシュラン LTX 全 1 枚 拡大写真

フランスのタイヤ製造大手、ミシュランの米国法人、ミシュランノースアメリカは12月13日、米国、カナダ、メキシコで販売した商用車用タイヤのリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。

今回のリコールは、ミシュラン『LTX』と呼ばれる全天候型タイヤが対象。2010年1月から2012年6月までに生産された、およそ130万本が該当する。市場別の内訳は、米国がおよそ120万本で最多。

NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)によると、リコールに至った原因は、トレッド面が剥離したり、タイヤの空気が急速に抜けたりする不具合が報告されたため。なお、このタイヤを装着した車による事故で、死者や負傷者は出ていないという。

なお、リコールされるミシュランLTXタイヤのサイズは、225/75R16。新車で装着されている場合もあれば、アフターマーケットで交換用に販売されたものもある。新車装着の場合、小型商用トラック、小型RV、フルサイズピックアップトラックなどが含まれる。

ミシュランノースアメリカは、顧客や販売店に謝罪。リコール対象のタイヤを装着している顧客に対しては、できるだけ早期に販売店を訪れ、タイヤを無料交換するよう、呼びかけている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る