【ホンダ ヴェゼル 発表】開発責任者「クーペらしいものを造りたかった」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼル 全 8 枚 拡大写真

ホンダは新型SUV『ヴェゼル』を12月20日に発売すると発表した。開発責任者を務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの板井義春主任研究員は「デザイナーに最初に依頼したのは、今までのSUVはとにかく忘れてくれということだった」と振り返る。

【画像全8枚】

板井氏は「今までのSUVを忘れてくれという意味は、クーペらしいものを造りたいというのがあったから。ただそれはクーペを造りたかったわけではなくて、クーペが持っている潜在的な価値。使い勝手が悪く、合理的ではないけれども、クーペの持っている良さを、うまくSUVの中に見えるように入れ込んでほしいということをデザイナーにはずっとお願いしてきた」と語る。

さらに「化粧しない、すっぴんの状態で存在感を出すデザインをしてくれともいった。この車はヨーロッパでもきちっとやっていかなければいけないと考えていたので、あまり特異なデザインにするとヨーロッパでは受けない。だから、とてもクラシカルな、オーソドックスなフォルムをしている。例えばホンダが得意としているワンモーションフォルムは、一切使っていない。まずは、すっぴんで勝てるものにしたかった」と述べた。

こうした注文に対し「かなり最初の段階からすぱっとでてきた」とした上で、「この車の社内の評価も、あまりトラブルは起こしていない、すごくスムーズに各評価をこなした。特にデザインは全く異論がなかった」と明かした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る