自工会豊田会長「初めて大過なく1年を終える年になりそう」

自動車 ビジネス
日本自動車工業会 豊田章男会長
日本自動車工業会 豊田章男会長 全 4 枚 拡大写真

日本自動車工業会の豊田章男会長は12月19日の定例会見で「私自身のことになるが、(2009年に)トヨタ自動車の社長に就任してから初めて、自動車業界として大過なく1年を終える年になると思っている」と振り返った。

【画像全4枚】

会見で豊田会長は「大過なくというのは、毎日毎日生産ができ、毎日毎日販売ができる状況を続けられること。それが初めてできる年になるのではないかと思っている。そういう意味では政府を始め、自動車産業に関わる全ての方々の並々ならぬ努力のおかげであり、今年の1年を総括すると感謝のひとことに尽きる」と述べた。

また「日本経済は回復に向けたスタートラインに立っている段階。そんな中で決定したのが2020年の東京オリンピック開催。これも7年後の納期を頂いたので、今後も未来のモビリティ社会をいかにそれまでに具体化し、世界にお示しできるいいチャンスを頂いたと思っている。今後も自分たちがぶれない軸をもってしっかりとその納期に向けて未来のモビリティ社会を造っていきたい」と新年に向けた抱負を語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る