トヨタ自動車は、2014年1月1日付で組織の改正を行うと発表した。
ユニットセンターでは、先行開発のエンジンを着実に商品化に繋げるため、開発段階で括った組織を、後工程を見据えた組織に再編する。
事業開発本部では、マリン事業の効率的な運営に向け、マリン事業部を新事業統括部に統合する。
調達本部では、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の推進力強化を狙いに、組織名にTNGAを冠した部格の組織「調達企画・TNGA推進部」を設置。調達プロジェクト管理部は、発注・原価企画等、各プロジェクトをグローバルで 推進することを踏まえて名称を「調達プロジェクト推進部」に変更する。
カスタマーファースト推進本部では、地区担当業務だけでなく、社内関係部署と連携して顧客の声を「もっといいクルマづくり」に反映させる責任部署であることを明確化するため、名称を「国内サービス部」「海外サービス部」に変更する。
技術開発本部では、所期の目的を達成したため、BRコックピット企画室およびBPドライビングプレジャ推進室を廃止する。
また、技術直轄のモータースポーツ部については、業務内容を、モータースポーツ活動における技術支援に特化することを踏まえ、名称を「モータースポーツユニット開発部」に変更する。
今回の組織改正により、組織数(部組織)は改正前から2部減り、229部となる。