起業&事業買収の特別目的会社の指針を強化 証券委、投資家保護が目的…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

証券委員会(SC)は18日、起業・事業買収を目的とした特別目的会社(SPAC)の指針を同日付で改定したと発表した。投資家保護が目的。ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)2部から1部への株式移管では手続きを簡素化する。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

SPACに関する新指針では、新規株式公開(IPO)で調達した資金を、買収完了前に経営陣の報酬に充当することを禁じる。さらにSPACの発起人に対し資本金の少なくとも10%の拠出を義務付ける。

取得した事業・会社が収入を上げる前に発起人は保有するSPAC株式を処分できない。SPACに初期投資を行う投資家が株購入に際し享受できる割引率は40%、発起人が享受できる割引率は最大90%とする。

SCによると、SPAC上場申請が増加しているが、上場要件を満たさない例が見られるという。

また、2部から1部への上場先移管では文書提出義務がなくなる。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  6. 直前予想! 日産のフラッグシップSUV『パトロール』にNISMOが登場、日本に来る?
  7. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  8. スズキ『ソリオ』 乗り心地と静粛性はクラストップか…土曜ニュースランキング
  9. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  10. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る