ANA、航空貨物事業会社「ANAカーゴ」を新設…羽田・成田からの貨物便ネットワークを拡充

航空 企業動向
ANA、沖縄貨物ハブと貨物便ネットワ-クを拡充
ANA、沖縄貨物ハブと貨物便ネットワ-クを拡充 全 1 枚 拡大写真

全日本空輸(ANA)は、2014年4月から航空貨物事業を展開する新会社「ANAカーゴ」を設立、営業を開始すると発表した。

顧客ニーズに機敏に対応できる体制を整え、貨物事業の拡大を図るのが目的。航空貨物事業の拡大に向け、事業基盤を一新し、これまでANA貨物事業室が主に担っていた企画・マーケティング・販売計画などと、ANAロジスティクサービスが担っていたエアラインセールス・上屋ハンドリング・ソリューション(フォワーディング/ロジスティクス)の貨物事業を統合する。新会社の社員数は約900人となる。

貨物便ネットワークも拡充する。運用開始5年目を迎える沖縄貨物ハブネットワ-クに、新たな路線として2014年3月から広州~沖縄、5月から沖縄~シンガポ-ルを開設する。2014年1月1日から運航開始する沖縄~青島線に続く新規路線で、これで沖縄貨物ハブは合計12地点を結ぶことになる。これにより、アジア・中国の主要都市との路線を網羅し、アジア内を往来する旺盛な航空貨物需要を取り込む。

同時に、沖縄貨物ハブ以外の貨物便ネットワ-クは、成田~広州線を2014年1月1日から、成田~ジャカルタ線とシンガポール~成田線、成田~関西~上海線を2014年5月に就航、成田からの貨物便ネットワ-クも拡充する。

ANAでは、今後もANAグループの旅客便ネットワ-クとフレイターネットワークをあわせたコンビネーションキャリアとして、利便性と輸送品質を最大限に高めるとともに、フレイタービジネスでは機材稼働率の向上によるユニットコストの低減などにより、収益基盤を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  5. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る