都営交通は二重運賃、2段階で実施…地下鉄は2014年6月

鉄道 行政
東京都の交通事業は2段階で消費税率引き上げに伴う運賃改定を実施。まず4月1日に都電荒川線と都営バスの値上げを行う。
東京都の交通事業は2段階で消費税率引き上げに伴う運賃改定を実施。まず4月1日に都電荒川線と都営バスの値上げを行う。 全 2 枚 拡大写真

東京都交通局はこのほど、消費税率の引き上げ(2014年4月1日)に伴う都営交通事業の運賃改定を国土交通大臣に申請した。都電荒川線と都営バスは2014年4月1日、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーは6月1日の値上げを予定している。

申請日は都営バスが12月19日で、それ以外は12月24日。申請によると、改定率は都営地下鉄が2.857%、日暮里・舎人ライナーが2.839%、都電荒川線が2.846%、都営バスが2.845%となっている。

普通運賃はICカードが1円単位、それ以外の現金や切符は10円単位の「二重運賃」を導入する。初乗り運賃は都営地下鉄(現行170円)が切符180円・ICカード174円、日暮里・舎人ライナー(現行160円)が切符170円・ICカード165円、均一制の都電荒川線(現行160円)は切符170円・ICカード165円になる。都営バスは一般系統(現行200円)が現金210円・ICカード206円。

都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの改定が2カ月遅れる理由について、交通局は「都電と都営バスは均一制運賃でシステム改修が比較的簡単だが、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーは他社との相互乗り入れなどもありシステムの改修が複雑で時間がかかるため」としている。

《草町義和》

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